ドイツ通信Vol.8 ドロミテへの旅 〜ジャックの旅ご飯とおすす…
北イタリアの山塊「ドロミテ」
私がミュンヘンでの暮らしで楽しみにしていたのは、オーストリアやスイス、北イタリアの山々で過ごすこと。
ヨーロッパの人々が夏のバカンスを始めるこの季節に、私たちも2泊3日の短い「山バカンス」に出かけることにした。
ドロミテへの旅を計画するにあたり、ジャックについてひとつだけ心配事があった。
それは「ご飯」
我が家はもう長く8割「手作り」ご飯を取り入れている。冷凍して持って行くのも手だが、どうしても長旅になるので、保冷剤を入れても道中に溶けてしまう。
それをホテルの冷蔵庫に入れても、手作りが故に腐らないか心配になる。
前回のアルザスへの旅行では、缶詰を持っていいた。が、食いつきが悪く、少しだけうんちが緩くなってしまった。
旅行の時こそベストコンディションでいて欲しいからと、夫と共に色々な方法を考えた。
そして取り入れたのがこちら↓
携帯用の電気釜。
これで日々のご飯を現地で手作りするという魂胆。野菜はある程度持って行き、タンパク源は現地のスーパーで購入することにした。
ここまでするか?と思う人もいると思うけど、我が家はジャックの問題が最優先。
それに、夫が出張時にはこれでインスタントラーメン作ったり、ご飯炊いたりできそうだから、一石二鳥だと思う。

Russel Hobbsなら安心クオリティ? Amazonのタイムセールで29ユーロで購入。2層式になっていて、ご飯炊きながら蒸し物ができる仕様。
ちなみに我が家の手作り食は、5種類〜8種類の野菜(うち1種類は芋やカボチャ)・米・タンパク質の構成。ここに、たまにくこの実を入れてグツグツ煮込むだけ。
ドイツで手に入る野菜たちは思っていたより豊富で、ズッキーニ・白菜・各種パプリカ・キャベツ・にんじん・ビーツ・ブロッコリー・カリフラワー・バターナッツカボチャ・芋類などなどで、ほとんどのものがBIOも選べる。
米は日本米。タンパク質は鶏胸肉・鳥レバー・豚レバー・鴨肉・ラム・サーモン・白身魚がスタメン。
旅に持っていく食器はこれ↓リッチェルのマークタス ポータブル ディッシュスタンドLサイズ
シリコン製のボウルは薄く折り畳めて、ステンレス製の台と一緒に専用袋に収納できる。

食器といえば、いつも問題になるのが洗剤とスポンジ。ボトルで持って行くと嵩張るし、漏れるのも心配。
そこで今回は「ジップロックに水と洗剤を入れて、5センチ角に折りたたんだキッチンペーパーを漬けたもの」を準備してみた。
しっかり泡立つし、捨てられる! ぜひ皆さんにも取り入れてほしいアイデア。
そして、旅行でいつも気になるのが「水分」
こまめにお水をあげても、十分に摂れているか心配になることありませんか??
普段から多めの水分補給を心がけているので、「ヤギミルク」は常備しているけど、牛乳パックで持って行くのは難しいし、腐りそう・・・。
なので、旅にはこれを持参することに↓
犬用スムージー 人参&チキン

これ、ドイツに来て初めてみたけど、日本にもあるのかな?ないなら是非輸入したい!と思うほど、良い商品だと思う。
水に入れて薄めれば水分補給の促進にもなるし、フードにかけてもOK。暑い夏は凍らせてアイスにしてもよい。手作りおやつの材料にも良いと思う。
ジャックの旅ご飯に関する準備は、このほかに「カリカリフード」と「軟水のペットボトル」「調理用の小さいナイフとまな板」で完璧!!
その他には、折りたたみ式のクレート・ニオイのついた毛布・おむつやトイレシート・臭わない袋・ハイキング用の服・タオル などをジャック用のカバンに入れて準備万端。
日本では冬にスキーに行くか、キャンプに行くことが多かった私たち。ヨーロッパではいろんな場所にジャックと行きたい!
ジャックの旅ご飯はこれからもアップデートして行きたいな〜。
さぁ、次回はいよいよ、北イタリア「ドロミテ」の旅に出かけます!