【ドイツ通信Vol.2】ルフトハンザ搭乗編
ドイツ行きが決まり、どの航空会社で行くかを検討した際、やはり一番気になったのは「犬の輸送」について。
今、多くの会社がゲージ含めた重量が規定以下であれば、座席まで一緒に乗れるようになっています。(飛行機内でゲージから出すことは禁が多いと思います)
でも、我が家の犬は中型犬(19キロ)なので、残念ながら貨物室となります。
『もちろん犬もドイツに連れて行くよ』と言うと、多くの方から『貨物室?寒くない?荷物と一緒なの?」と聞かれました。
動物を輸送できる航空会社の場合、ペット専用の貨物室があり空調が客室と同等に調整されています。とりあえずは一安心ですね♪
さて、私たちの行き先はドイツ・ミュンヘン。
絶対に乗り換えは避けるつもりだったので、名古屋から羽田へは自家用車で移動し、羽田からミュンヘンの直行便を選びました。
その際の航空会社は2社。ANAかルフトハンザか。
機内サービスや座席、マイルのことを考えるとANAが・・・と思ったのですが、ここは動物福祉の先進国・ドイツのルフトハンザを選択。
何ヶ月にも渡り検討をしたのですが、とあるブログで「ドイツ国内のルフトハンザチェックインカウンターには犬連れ専用がある」と知ったことが決め手となりました。
さて、ここからは出発当日のお話。
前日に東京まで移動する必要があったので、午前中のうちに自家用車で東京に向けて出発しました。(その後車はどうしたの?って言われるのですが、それは後述します)
あっちこっちのサービスエリアで散歩したりドッグランに行き、御殿場のプレミアムアウトレットに1時間だけ立ち寄り、都内へと向かいました。
宿泊先は「INUMO」 今回が3度目の宿泊。本当は羽田の近くに泊まろうと思ったのですが、この時「わんだふるプリキュア・コラボルーム」なるものがあり、4歳の娘たっての希望で、こちらに宿泊となりました😂
翌日、朝の5時過ぎにホテルを出発し、8はこのダンボールと2つのスーツケースとバリケンという大荷物を空港で一旦下ろしました。
私はそのまま車を空港近くの駐車場へ移動させました。なんと、海外赴任者向けサービスで、事前に売買契約を済ませ、車は空港に乗り捨てるというサービスがあるんです!
そして、空港へ戻りいよいよチェックインです。
ありがたいことに今回はビジネスクラスでの渡独だったので、チェックインは並ばずにすることができました。
荷物をまず全て預け、いよいよジャックの番です。
ここで驚いたのが、質問の多さ!!!
・いつ水飲みましたか?
・いつご飯食べましたか?
・次はいつご飯を食べないと行けないですか?(万が一遅延があった場合などに給餌してもらえることもある)
・首輪は外してください
・飼い主さんの匂いのついているものは入っていますか?
など・・・ もうすごかった😂
そしてそこにカウンターの責任者らしき女性が登場!
「動物たちが安全に、安心して飛行機に乗れるように、ギリギリまでこのカウンターで待っていてください。それが私たちのポリシーです。」と!!!!
しかし、お腹がすいたと騒ぐ娘が横にいるので、夫を残し、私と娘だけ先に出国手続きへ向かいました。
出国手続きをし、ラウンジで朝食を食べ、搭乗ゲートで待ち、もうそろそろ搭乗・・・
なのに夫が来ない!!!! 時間寸前になって、走って搭乗ゲートへ夫がやってきました。
『ドイツの動物福祉精神に感服』だそうです・・・
出発ゲートからは複数の犬たちが、コックピット下のペット用貨物室へ搬入されていました。
心の中で、「ジャックがんばれ・・・」と祈りながら、飛行機へ乗り込みました。

これがウワサのわんだふるプリキュアルーム
日本最後の夜に、この部屋に泊まることになるとは・・・
ちなみに娘はキュアニャミー?が好きだそうです。
限定のおやつケースやらタオルやらももらい、
(娘だけ)大満足の宿泊となりました。

がんばれジャック!!半日だけ我慢してね
バリケンには検疫の書類やら、さまざまな質問に答えた用紙やらを貼り、表の扉には水を2本(外から給水できないといけない)取り付けています。
中には私が洗わずに置いた毛布(劇的に臭い)
絶対に壊れないぬいぐるみ(これも臭い)
が入っています。

海外赴任って大変だぜ!の絵面
すれ違う人の邪魔にはなるし、重すぎてカートの動き悪いしで、朝から超不機嫌な私でした。
この荷物を運ぶだけに、私の両親は名古屋から借り出されたという・・・
※このバーバパパの毛布、私が幼少期から使っており、その後ジャックの毛布となりました。
臭くて臭くて・・・😅