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ドイツ通信Vol.14 犬旅天国!? 欧州の「犬同伴旅行」事情

旅の話が続いていましたが、今回は少し真面目な考察を・・・

ジャックと旅した国は何ヵ国??

これまで、ジャックと旅した国はドイツ、イタリア、フランス、オーストリア、クロアチア、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、スペイン、チェコ、スロベニア、そして日本と、12カ国を超えました。

「犬同伴」の旅を続けると、各国の違いが少しずつ分かり、それが時に腹立たしかったり、興味深かったり・・・

今日はそんな話を書き留めたいと思います。

ドイツといえば「世界でも有数の動物愛護国家」

本当にその名の通り、ドイツの人たちは自然と動物を当たり前に大切にしている気がします。

犬と入れるところを挙げるより、犬と入れないところを挙げる方が圧倒的に簡単です。(病院、スーパー、薬局、美術館・・・あとは教会など)

レストラン、カフェはほとんどが同伴できますし、店内がダメなお店でも、テラスはほぼ確実にOK。

電車やバス、トラムも全く問題なく乗れます。

旅する中で知ったのは、「犬同伴」の環境はヨーロッパ国内でも少しずつ違うということ。

例えば・・・

イタリアは「スーパードッグフレンドリー」 ドイツよりも遥に犬と入れるところが多い気がする。そして人が犬に対して優しい!

どのレストランも犬に水を出してくれます(人には出ないのに!!!!!w)

オーストリアは少し厳しめ。公共交通機関では口輪が推奨されることがしばしば。でも、ドイツに近い印象です。真面目な国民性が出てる気がします。

フランスはいかにもフランス!!って感じ。「うちのレストランは犬NGだけど、それが何か?」みたいな感じです。(よくわからない?w)でも比較的どこでも犬も入れます。

オランダはドイツとフランスを足して二で割った感じ。でも基本的に犬には優しいし、多くの場所が犬同伴OK。そういえば、オランダのスタバで初めて犬ジャックにクリームを出してもらいました。

スペインが意外で、ジャックとバスに乗ろうと思ったら「抱っこじゃなきゃダメ」と言われました。なので、夫がジャックを抱っこして乗りました。意味あるの?と思いますが、多分、混雑回避なのかな?とも思いました。

などなど、もっと色々とあるのですが、全ての国に共通することが「犬同伴は日常」という事です。

オランダ・ユトレヒトにて

娘がナインチェミュージアム(ミッフィーミュージアム)に行っている間、待ちぼうけ。

美術館・博物館系は犬は入れません🙅

スペイン・サンセバスチャンのバスにて

運転手さんから「抱っこしてのってね!」と言われ・・・

周りの人も失笑気味に見守ってくれました。

逃げたがるジャック・・・

犬との旅が容易すぎる!

犬とお出かけすることは、家族とお出かけすることと全く同じで、それが日常生活。

犬同伴と子ども同伴もほぼ同じ感覚。

私たち家族は、すべての旅行にジャックを連れて行きますが、とある方から「ホテルや宿泊先を見つけるのは難しくないの?」と聞かれました。

旅行に行く際、私たちはBooking.comというサイトを使って宿を探しますが、検索条件に「犬同伴」のタブがあります。

それを押しても、検索結果数にそれほど変動がないんです。一部、お肉屋さんや生鮮食品を扱う農家の民宿や、静寂を売りにする高級SPAなどはNGになっている場合もありますが、それも少数。

なので、ホテル探しに苦労することがありません。(ただし、特別清掃費が1晩につき20ユーロくらいかかる)

クリスマス仕様の小便小僧

世界三大がっかりと言われるだけあって、比較的しょぼい小僧さん。

ジャックも興味なしの様子w

アグリツーリズモや民宿が犬旅に最高!

イタリア語で農業と観光の言葉を組み合わせた「アグリツーリズモ」という概念があります。

農園が運営する宿泊施設に泊まるのですが、これが犬連れ旅(プラス子ども)には最高の選択肢の一つです。

ワイン、オリーブオイルなどの農家にこれまで何度か宿泊しましたが、多くの農家が犬を飼っているからか、とにかく犬フレンドリー

ホテルと違い、広大な敷地と緑の中にあるので、犬もノーストレス。田舎ゆえに、夜も静か。そして、大きな庭があり、犬を走らせられる。

美味しい食事とお酒、綺麗な空気と自然が大人もうれしくて、定番の選択肢になっています。

イタリア・ヴェネト州のアグリツーリズモに宿泊

裏にある葡萄畑を見渡せる丘に、お散歩しました。

この土地の料理もワインも景色も、ジャックと一緒に楽しめたことに、感無量。

衛生観念の違い

ここまでお話しして皆さんが思うであろうことは、きっと「衛生面」についてだと思います。

これ、日本だったら「汚い!」とか「アレルギーが!!」とかって、大騒ぎになりますよね。

比較的多くのホテルが、ペットが泊まれる部屋は限定していて、それ以外の宿泊客と分けているようですが、そ茹でないところもあります。

それにロビーや廊下はもちろん分けられないので、犬が堂々と歩いています。

普段の生活から、日本人の清潔さが宇宙一!!と感じることがあります。

土足、トイレの汚さ、ポイ捨てなどはもちろん、子育てをしていても、砂場の横でそのままおやつを食べていたり、公園になっているベリーをそのまま食べたり・・・

ここだけの話、ドイツの幼稚園や小学校ではいまだに「しらみ」や「ぎょうちゅう」が発生します・・・(信じられない!!汚い!!と初めは思いましたが、今となっては慣れてしまいましたw)

犬に対するアレルギーに関しては「アレルギーを持つ人が自分で避けるべき」と思っている人が多そうです。

私の知人は、犬アレルギーだけど、あなたのお家には遊びに行きたい!だって行きたいから!と言って、医者にアレルギー薬を処方してもらっていました。

衛生観念がここまで違うので、日本が今の欧州のようになることは難しいかもしれません。それに、そうなるべきとも思いません。

でも、ペットは家族の一員である。という考えが根付いているから、「排除」することで問題を解決しようとしない姿勢は、私たち日本人も、これから身につけなければならないと、常々思います。

排除するのではなく、共存・共生する未来が、いつの日か日本にもやってきますように・・・

フランス南部、ラングドッグ地方の世界遺産・カルカッソンヌにて

カルカッソンヌを見て死ぬな とフランスでは言われているそうです。モン・サン・ミシェルについで2番目に多くの人が訪れる、大人気観光地。

城壁に囲まれた街で、有料ゾーン以外は犬も入れます。

ぐるっと囲まれた城壁を歩いている時のひとこま。

「ほほ〜 ここから敵を狙ってたのね」と言わんばかりに、のぞいてます。

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